簿記とは…そもそもなんなのか?
簿記とは
簿記は「帳簿」に記録することを言います。
企業や店舗では商品を購入したり、販売したりするだけじゃなく、お金の貸し借りや必要な品の管理、光熱費など様々なことにしたりします。
帳簿のイメージで言えば「日記」と「銀行口座」を組み合わせたものとざっくり考えればいいかと思います。
例えば日常的なイメージでは

12月10日に500円で商品が売れたよー!



そういえば確かTITANさん、一昨日(12月12日)に業務に使う液タブを買っていたような…
というようにあります。
ただ、お金の記録をするにはやはりメモは必須と言えます。
たとえば、にゃももさんが「12月10日に商品500円売れた」やくろとさんみたいに「12月12日に液タブ購入でお金を払った(不明)」というようにメモ書きのように良いですが、これが個人であればなんとなく把握しきれるので問題はなさそうですが、企業で働く場合はそうも行きません。
簿記の記載にはルールがある
簿記には誰でもわかるように共通する法律やルールが設定されています。
ルールにもとづき、企業や店舗がどのようにお金のやりくりしたのかを帳簿に記録をしていくことで
例えば現金とかの残高や今月の仕入の費用はどのくらい使用したのか?



現金が…〇〇万円で、仕入が…〇〇万円!今月は仕入しすぎたかなぁ~
逆に商品を売る際にこのぐらいの金額を儲けているのか…



今月の売上は〇〇円!まだまだこれからだね!
など、帳簿を記録をすることで現在の財政や経営成績を人目で知ることができるようになります。
簿記は企業のお金の管理に使われるというイメージが強いのですが。
個人でも十分にお金の管理、知識が身につけることが強くなるので、ぜひとも学んでおきたいコンテンツと言えるでしょう。
簿記の試験は全部で3種類ある
簿記の検定は「日本商工会議所の簿記検定」「全国経理教育協会の簿記検定」「全国商業高等学校協会」の3種類ほどあります。
しかしいずれも難易度が異なっており、一般の方が簿記を行うとすれば「日商簿記」を考えれば良いと思います。
日商簿記 | 全経簿記 | 全商簿記 | |
---|---|---|---|
Extreme(偏差値70以上) | |||
SuperHard(偏差値65以上) | 1級 | ||
Hard(偏差値60以上) | |||
Normal(偏差値50以上) | 2級 | 上級/1級 | 1級 |
Easy(偏差値40以上) | 3級 | 2級 | 2級 |
VeryEasy | 初級 | 3級 | 3級 |



日商の1級だけ極端に難易度が高いんだけどそんなに難しいのか…!



相当難しいよ~!大学で例えると東大に匹敵するぐらい(67程度)



そ、そんなに強力なのか…
日商簿記の基準
日商簿記の資格には明確な基準が設けており
をそれぞれ想定されています。
なお、これだけみるとわからないので目的別に取っておきたい目安を示しますと



3級目安…個人事業主や副業を始める
2級目安…転職活動、中小企業診断士、米国公認会計士
1級目安…経営者、税理士、公認会計士、
なお、簿記の資格はとるための資格を取る目的ではなくある別の目的を果たすためにとることを考えて取っておきましょう。
報告書/会計期間
会社の経営には日々の会社の取引で帳簿に記録して、1年に1回「貸借対照表」と「損益計算書」の2枚合わせた報告書を必ず作成する必要があります。
これらはまとめた報告書は「財務諸表」と呼ばれています。



確定申告をする際も必要になるから副業を始めるならまずは3級のうちから覚えておきたいにゃ!
報告書を作るとき1年間の最初の日のことを「期首」、最後の日では「期末」と言い、この期首~期末の日までの1年間を会計する必要があり、これらのことを「会計期間」と呼びます。
期末のことは一般には「決算日」と言われています。
日本の会社の多くは3月31日に決算する日が多い傾向ですが、確定申告をする際は絶対に12月31日ですので決算時期に間違わないように気をつけましょう。
「貸借対照表」と「損益計算書」については細かく別に記載していきます。
簿記は世界各地で使われる
簿記は世界各地で使われている共通の会計方式です。
もちろん言語が違うのですが、基本的に同じやりかたなので言語さえ覚えれば通用できます。
なお、現在の日本の場合漢字や和製英語、日本語など様々な混在しているため簿記を覚えるのには、かなり複雑と感じるでしょう。
しかし、簿記には簿記の5要素があるので、それさえ覚えて、あとの「備品」や「仕入」などのアプリというイメージで考えればいいです。
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